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元アパレル店員が3ヶ月の職業訓練で、Webデザイナーに転職出来るのか【結論 できます】

この記事では、元アパレル店員が職業訓練を経て、Webデザイナーになるまでの流れをご紹介しています。

この記事のポイントは以下の通りです。

記事のポイント
  • アパレルの仕事を辞めようようと思ったきっかけ
  • 退職後のお金に関すること
  • 職業訓練に入校するまでの流れ
  • 職業訓練のWebデザインコースで学べること
  • 職業訓練で学ぶメリットとデメリット
  • Webデザイナーになるために実践したこと

この記事の内容

退職のきっかけはアパレルの仕事への不安と焦り

私は、新卒から6年間アパレル店員として働いていました。

退職を考えたのは28〜29歳の時です。その時の役職は店長でしたが、このままアパレルの仕事を続けていくことに、不安と焦りを感じていました。

  • 接客は楽しいが、先に繋がるスキル・資格が見つけられない
  • このまま30歳、40歳になっても続けれるかが不安
  • 他の職種の経験が無くて魅力的に感じる

このような不安から、アパレルの仕事の退職を決意して、転職することを考えはじめました。

当時の自分は、転職の選択肢がアパレル関連しか無かった

当時の自分は、Webに関する知識など全く無かったので、転職してWebデザイナーになるという選択肢も当然ありませんでした。(「HTML」や「CSS」という単語も全く知りませんでした。。)

退職後は、アパレル販売の経験を活かして、「古着のオンラインストア」を運営しようと考えていました。今まで仕事で培ったスキルを活かすには、アパレルに関連することしか出来ないと思っていました。

Webを学びたいけど、どこで何を学べばいいのか分からない

「オンラインストア」を作るにしても、このままでは「Webサイトの作り方」も、「Webデザインの方法」も分からない状態です。

とりあえず、Webに関する事を学ばないといけないという焦りが当時ありました。

  • Webサイトってどうやって作るのだろう?
  • オシャレなサイトを作りたいけどWebデザインってどうするの?
  • そもそもどうやってWebデザインを学べばいいの?

当時の自分は、Webの知識はもちろん無く、どうやってWebデザインを学べばいいかも分かっていませんでした。

退職後のお金に対する不安も大きかった

Webデザインについて勉強をしていくにしても、退職後のお金の心配もあります。どれくらい勉強をすれば就職できるのか、プログラミングスクールに通うとどれくらいの費用がかかるのかも分からない点も不安でした。

失業手当でどれくらい生活できるのか

6年間勤めていた事もあり、「失業手当」は受け取れるということは何となく分かっていました。ただ、「どれくらい貰えるのか」「いつから貰えるのか」など退職後のお金に関することが分かっていませんでした。

それに加えて、Webを学ぶにはスクール代や、ツール代にも費用がかかります。Webデザインを勉強をしても転職先が見つからずに、お金が尽きてしまうのではという不安もありました。

退職してWebデザインを学ぶ時の不安
  • Webの勉強をするにもスクールってどれくらいかかるのだろう?
  • どれくらいWebを学べば就職できるのだろう?
  • 失業手当はどれくらい貰えるのかな?
  • なかなか転職が決まらずお金が無くなってしまうのでは?

失業手当がどれくらい貰えるのか計算してみた

まずは失業手当がどれくらい貰えるのかを計算することにしました。毎月入るお金を計算することで、どれくらいの期間を勉強に当てれるのかの目安を確認する目的もあります。

失業手当の貰える金額・期間は前職の条件で変わる

失業手当の貰える金額や期間は、以下の条件で変わってきます。

  • 退職の理由(自己都合 or 会社都合)
  • 被保険者期間(10年未満, 10〜20年未満, 20年以上)
  • 退職したときの年齢
  • 退職前 6カ月の賃金の合計

自分の場合は、「自己都合退社」「被保険者期間10年未満」「退職時の年齢29歳」「日割賃金1万くらい」という感じでした。

自分の場合、計算してみると以下のような感じでした。

自分の場合の実際の失業手当
基本手当日額: 5759円 × 給付日数: 90日 =
支給総額: 518,310円

以下のサイトで失業手当てがいくら受け取れるのか計算することが出来ます。

雇用保険の給付額(失業給付金)の計算 – 高精度計算サイト「keisan」

失業手当を計算することで、お金に関する情報が頭の中でも整理できてどれくらいで転職先を決めなければいけないのかといった目標も立てていけました。

退職理由が自己都合の場合、失業手当に給付制限がある点に注意

退職理由が自己都合の場合は「失業手当に給付制限」があります。

自分のときは、給付制限期間が「3ヶ月」ありました。この給付制限が結構キツかったりします。

2020年10月より、失業等給付の給付制限期間が「3ヵ月→2ヵ月」に変更になります。

退職後にもらえるお金のことがある程度理解でいたので、Webデザインの勉強をどうやって学んでいくかを考えていくことにしました。

ハローワークで、職業訓練という選択肢を知った

職業訓練校という選択肢を知ったのはハローワークに行った時でした。

わたし
  • 失業手当をもらいながら勉強してスキルを身に付けれる制度があるんだ
  • しかもWebデザインコースがある!
  • 3ヶ月の給付制限も職業訓練を受けると免除される!
  • 場合によっては、訓練期間の終了まで失業手当の受給が延長される!
  • 失業手当に加えて、受講手当も別途もらえる!
  • 職業訓練校までの通学の手当まででる!!

もはや驚きの連続、目からウロコとはこのこと。

職業訓練に通うことで受け取れる手当も再計算してみました。

失業手当: 518,310円
受講手当:1日500円×40日分=20,000円
518,310円+20,000円=538,310円
※別途交通費

自分の場合、職業訓練の制度自体を知ったのが遅かったので、次回のWebデザインコースを受講できるのが、約2ヶ月後でした。

「給付制限の免除」の恩恵はそこまで受けれませんが、それでも有り余る魅力。

当然申込みに向けて動き出しました。

職業訓練校に入校するまでの流れ

ここで職業訓練を受けるまでの流れを一覧にまとめてみました。
順番に説明をしていきます。

入校までの流れ
  • 職業訓練の入りたい学科を探す
  • 職業訓練の申込と受講開始の時期を確認する
  • 職業訓練の授業を見学できる場合がある
  • 職業訓練校に入るにはテストと面接がある

職業訓練の入りたい学科を探す

自分の場合は、学びたいカリキュラムを「Webデザインコース」に絞っていたのですが、他にも、

  • パソコン事務(WordやExcel)
  • JavaやPythonのプログラミング基礎
  • 建築CAD
  • グラフィック
  • 医療系

など、様々な職業訓練の内容がありました。

わたし

今考えると、Pythonのプログラミングを失業保険をもらいながら学べるなんてありがたすぎる。。

職業訓練の申込と受講開始の時期を確認する

ここ、すごく重要です。

できれば退職前に目当ての職業訓練カリキュラムの申込期限と受講開始の時期を確認しておくべきです。

自分の場合、職業訓練を知るのが遅れたので申込時期や受講開始まで期間が空いてしまいました。その期間は給付制限中になるので失業手当ももらえませんでした。

退職前に職業訓練の申込期限と受講開始日を確認しておきましょう。

職業訓練の授業を見学できる場合がある

これは地域やタイミングにもよりますが、職業訓練の受講の雰囲気を実際に見学できる場合があります。

自分の場合、「Webデザインコース」が別の地域でも同時期に開講されていたので、2つの訓練校の授業風景を見学にいきました。

同じような内容のカリキュラムでも訓練校によって、先生や教室の雰囲気、そして生徒の層も全く違うことにびっくりしました。

見学に行くことで納得して訓練校を決めることが出来ました。もし、複数のカリキュラムで迷われている場合は積極的に見学にいくことをお勧めします。

職業訓練校に入るにはテストがある場合がある

職業訓練の募集は各学科に対して定員数が決まっています。自分が職業訓練校に入るには、面接の他にテストがありました。

自分が職業訓練に申込みをした時もそうでしたが、「Webデザインコース」はものすごく人気がありました。

倍率も自分が受けた時は、2.5倍ほどあったみたいです。地域によっては倍率が4倍とかになることもあるそうです。

なので、テストも面接も、落ちてしまったらと考えると結構緊張します。。

わたし
  • テストが全然分からなかったらどうしよう?
  • 面接ってどんなこと聞かれるのだろう?

ハローワークのサイトに過去問がある場合がある

最近ではテストの無い場合もあるみたいですが、テストがある場合は過去問があるかどうかを確認するのも手です。

職業訓練のテストの内容は、国語と数学または一般教養の内容が多いと思います。
ですが国語と数学といっても、地域によって問題のレベルや出題傾向が全然違います。

自分の場合、国語は漢字テストのみ・数学も中学ぐらいまでの内容になっていました。

職業訓練に入るには面接がある

あとで聞いた話ですが、職業訓練校に入校できるかどうかは面接による部分のほうが大きいです。

自分が聞かれた内容は以下の通りです。

実際に職業訓練の面接で聞かれたこと
  • Webデザインの知識を学んでどうしたいのか?
  • なぜWebデザインの学科を受けたいのか?
  • 就職する意識はどれくらいあるのか?

ある程度聞かれる内容は決まっていると思うので、事前に面接の練習をしておくと緊張もほぐれます。最低限、就職する意欲はあることをアピールするようにしましょう。

実際に受けた職業訓練校の先生も、面接で「この人は、Webの知識を身につければ就職できるのか」「学校でもコミュニケーションを取りながら授業を受けれそうか」を見極めて面接しているとのことでした。

訓練校側としても「就職する意思がある人」に受講してもらったほうが、メリットが大きいので、面接を受けるときは、Webデザインを学んだことを活かして就職する意思があることをアピールしていきましょう。

職業訓練のWebデザインコースで学べること

この項目では、実際に「Webデザインコース」のカリキュラムを紹介していきます。

  • Web基礎知識(HTMLの仕組み、サーバーについて)
  • Web制作知識(画像の種類、デザイン、色彩等)
  • SEO対策
  • 個人情報保護とセキュリティ
  • Webデザインの基礎(Photoshop/Illustrator)
  • Webコーディングの基礎(HTML5/CSS3)
  • Webデザインカンプ&コーディング制作実習
  • jQuery基礎
  • CMS(WordPress)に関すること
  • Webサイト制作実習(グループワーク)
  • ポートフォリオ制作
  • 就職支援(応募書類の作成・面接対応)

Web基礎知識(HTMLの仕組み、ブラウザ、サーバーについて)

最初は座学で資料をみながらWebについての基礎知識を教わりました。

職業訓練に入るまでHTMLが何のことか知らなかった僕にとっては、非常にためになりました。ブラウザの「Google Chrome」を初めて使ったのも恥ずかしながらこのタイミングです。

Web制作知識(画像の種類、デザイン、色彩等)

JPGやPNG、GIFやSVGなどの画像の種類、特性を教わり、RGBやCMYKといった色彩についての基礎もここで教わります。

Webデザイナーになるには絶対に知っておかないといけない事をこのカリキュラムでは教わることができました。

SEO対策

当然SEOという言葉も初耳でした。
Googleのアルゴリズムの話や、アナリティクスについても教わります。

どちらかというと、自分の興味はWebデザインにありこの時点ではそこまで興味を持てませんでした。後々Webサイトの運用をしてみたり、ブログを始めたりしてからどれだけ、SEOが大事なのか身に染みることになります。

個人情報保護とセキュリティ

画像の著作権や、JSプラグインのライセンスなどもこの辺りから学んでいきます。

特に画像や動画、音声の著作権は気を付ける点が多いです。何も知らずにコンテンツ制作をしていると知らぬ間に著作権侵害になることもあるので注意が必要ですね。

Webデザインの基礎(Photoshop/Illustrator)

PhotoshopとIllustratorの操作について、一通り学ぶ事ができます。
鬼門はやはりPhotoshop。レイヤーの概念やマスクなど、理解するまでは操作が上手くいかない事が多々あり苦しみました。

慣れてくると、簡単なバナーの制作実習もあったりして楽しくなってきます。

Photoshop/Illustratoはグラフィックやレタッチなど幅広く使えてしまうソフトなので、全部の機能を短期間で勉強するのは厳しいです。

職業訓練では「WebデザインのためにPhotoshop/Illustratorを使えるようになること」をメインで勉強出来たので、覚える項目を絞れたことが良かったです。

Webデザイナーを目指す方でPhotoshop/Illustratorに関することを学びたい人は、最初は「WebデザインのためのPhotoshop/Illustrator」の使い方を学ぶことをおすすめします。

Webコーディングの基礎(HTML5/CSS3)

コーディングの授業に入ると分からないことが増えてきて、周りから悲鳴が聞こえてきます笑

PhotoshopとかIllustratorまでは、なんとなく直感で分かる部分もありました。しかし、コーディングになると全てが初めての感覚です。

画像を横に並べるだけで一苦労ですし、横に並べる方法が逆に多すぎて、「float」なのか「flex」なのかさっぱりわかりませんでした。

コーディングに関しては、「習う+慣れる」がすごく重要だと感じます。
一度授業で習っただけでは、実際にサイトを作る時に使いこなせないです。

自分の場合は、帰宅後も自宅で練習としてデモサイトの作成をしていました。コーディングに関しては、どれだけ失敗をして一つ一つ理解していく事が重要だと思います。

コーディングについて勉強するなら、本当に定番ですが「HTML&CSSとWebデザイン入門講座」の本がおすすめです。

Webデザインカンプ&コーディング制作実習

コーディングの授業と並行して、Webデザインカンプの制作実習もありました。ある程度作りたいサイトが決まっていた人は、黙々と作業に没頭していて楽しそうでした。

逆にテーマの決定に時間がかかったり、細かいところで悩み続けていると全体像が決まらないまま完成しない人もいました。ちなみに、自分が初めて作ったデモサイトが「古着のオンラインストア」をテーマにしたサイトでした。

商品管理の機能とかは全く無く、商品のデモ写真を自分で撮影して並べていくだけのシンプルなデモサイトでしたが、当時は作成するのにかなり苦労しました。

あとで説明しますが、職業訓練中の制作実習の制作物は必ず、完成まで作り切りましょう。

jQuery基礎実習

職業訓練でのWebデザインコースの場合、Javascriptを細かく習うということはあまりなく、jQueryの基本的な実装方法を学びました。

教科書として、以下の本を使用していました。今となっては古い本ですが、基本的なjQueryの操作はこの本で学ぶ事ができます。

jQueryは自分が職業訓練の授業を受けていた時から、もう使われなくなるかもしれないよーって言われていましたが、今の現場でも結局フル活用の状態です。

仕事では、まだまだ使用することが多いのでWebデザイナーになるには一通り理解しておくほうがいいと思います。

CMS(ワードプレス)基礎

CMSに関しては職業訓練のカリキュラムにある場合と無い場合があると思います。結論から言うと、職業訓練で学べると当たりです。

職業訓練後の転職先のWeb制作会社でも、必ずといっていいほど案件でワードプレスの実装がありました。

自分でワードプレスを一から実装するまではいかなくても、テーマやテンプレート、固定ページや投稿ページの概念、プラグインやコンタクトフォームについて勉強しているだけで、転職先でも抵抗なく業務についていけます。

また、Webディレクターに転職を考えている人も、ワードプレスの知識がある方が断然良いです。

お客様とWebについてやり取りする時、更新システムを入れる入れないの話がすごく多いので知識があると提案力も変わってきます。

あと、転職活動の時にも面接でよく聞かれるのがワードプレスについては勉強しているの?という質問です。カリキュラムに組み込まれていればいいのですが、無い場合は転職活動までにとりあえず本を一読しておくことをお勧めします。

Webサイト制作実習(グループワーク)

カリキュラムの終盤ではグループワークによるWebサイト制作実習がありました。しかも、実際にクライアントをお呼びして、サイトデザインやコンテンツについてのヒアリングや店舗での写真撮影もありました。(本格的!)

自分一人で好きなサイトデザインを作っていた実習とは違って、実際にお客様がいて、しかもチームで作業をするので「仕事感」が味わえます。

最後には、クライアントにチームごとにプレゼンがあって、一番気に入っていただいたサイトデザインをそのまま使ってもらえるということもあり、みんなこの時が一番必死でした。

デザインについて、皆んな慣れないながらも、こんなんがいい、あんなんがいいと言い合いながら話をまとめていきます。

コーディングに入っても、ある程度できる人は、苦手な人のフォローに回ったりして助け合いが本当に大事だなと感じました。これは今の転職先でもマインドとして残っているのでグループワークは本当に為になります。

ポートフォリオ制作

最重要ポイントです。

ポートフォリオ = 作品集ですので、このポートフォリオを職業訓練期間中にどれだけ作り込めるのかがWebデザイナーに転職できるかの鍵となります。

職業訓練中の制作実習は必ず作り切りましょうと言いましたが、どの制作物もこのポートフォリオに入れるべきです。職業訓練中に作れる制作物は多くても5,6作品くらいしかありません。特にWebサイトの制作物は、個人で作るデザインカンプ&コーディング実習の作品と、グループワークでつくる作品の2つぐらいしかありません。

個人で作るデザインカンプ&コーディングが完成していなくてポートフォリオに入れれないとなると、就職活動の武器も非常に乏しくなります。なので、どの制作実習も必ず作り切りましょう。

またポートフォリオ制作の段階になると、職業訓練も終盤となり周りの生徒も面接でいない事が多くなったり、採用が決まって学校を卒業されたりする方が増えていきます。正直焦ります。

そのため、ポートフォリオのデザインや見せ方は早めに決めておく事が大事です。コーディングでWebのポートフォリオを作成する場合、どうしても慣れずに時間がかかってしまうのでアイデアとデザインの段階を早めに取り組むようにしましょう。

就職支援(応募書類の作成・面接対応)

職業訓練中はWebデザインの勉強と並行して就職支援の授業や面談もあります。前職の経験を踏まえて、職業訓練で学んだ知識をアピールできる、応募書類の作成を心がけましょう。

職業訓練の終盤は、制作実習で時間が取れなかったりなかなか寝れないみたいなこともあるので、出来るだけ就職支援の授業の間に応募書類の文言や経歴書の作成は済ませておくのがベストです。なるべくポートフォリオの制作に時間が使えるようにしましょう。

3ヶ月間のWebデザインコースの職業訓練の卒業までの流れ

前項でカリキュラムの大まかな内容を説明してきました。この項では職業訓練の卒業までのカリキュラムの流れを月ごとに分けて説明していきます。

1ヶ月目

1ヶ月目
  • Web基礎知識(HTMLの仕組み、サーバーについて)
  • Web制作知識(画像の種類、デザイン、色彩等)
  • SEO対策
  • 個人情報保護とセキュリティ
  • Webデザインの基礎(Photoshop/Illustrator)
  • 就職支援(応募書類の作成・面接対応)

1ヶ月目は基礎知識を学ぶ期間です。この段階でついていけないという事が内容に、分からない点は恥ずかしがらずに積極的に質問していきましょう。

また、周りの生徒の人に聞いたりして助け合うのも重要ですので、日頃からコミュニケーションをとっておくのが大切です。

2ヶ月目

2ヶ月目
  • Webコーディングの基礎(HTML5/CSS3)
  • Webデザインカンプ制作実習
  • jQuery基礎実習
  • CMS(WordPress)実習
  • 就職支援(応募書類の作成・面接対応)

2ヶ月目から本格的にWebデザイナーの知識、スキルを勉強していきます。この辺りから分からない事が増えてきます。授業についていけなくなる日も出てきますので、なるべくその日のうちに理解できるように先生に聞いたり、自宅で復習するといいですよ。

制作実習については、何度もいいますが作り切りましょう。最初から良いものを作るのは難しいですが、完成させることが大事です。

3ヶ月目

3ヶ月目
  • Webサイト制作実習(グループワーク)
  • ポートフォリオ制作
  • 就職支援(応募書類の作成・面接対応)

グループワークで大忙しですが、ポートフォリオの制作も同時に進めていかなければいけません。面接もこの時期ぐらいからどんどん受けていきます。

実際に感じた職業訓練で学ぶ10のメリット

この章では、自分が実際に職業訓練を受講して感じたメリットです。職業訓練で学ぶメリットは多くありますので一つづつ、ご紹介していきます。

  • 失業手当や交通費をもらいながら勉強できる
  • 失業手当の給付制限期間が免除される
  • 学生価格でadobeのソフトが購入できる
  • 分からない箇所を先生にすぐ質問できる
  • Webデザインに関する基礎を一通り学べる
  • 個人で勉強するより、他に生徒がいる事でモチベーションに繋がる
  • ポートフォリオ作成に時間をかける事ができる
  • 履歴書・職務経歴書の作成のサポートをしてくれる
  • プレゼンテーションの能力も向上できる
  • 就職活動による面接などは学校を休めて、失業手当ももらえる

失業手当や交通費をもらいながら勉強できる

離職したばかりで勉強を始めるのは、金銭面の不安がありますよね。その点、職業訓練を受講すると、失業手当と受講手当さらに交通費をもらいながら勉強する事ができます。

失業手当の給付制限期間が免除される

自分の場合はあまり恩恵を受けれませんでしたが、退職のタイミングと職業訓練の受講のタイミングを合わせる事で、給付制限期間を免除できます。

退職前に受けたい職業訓練のカリキュラムと時期の確認をすることが重要です。

学生価格でadobeのソフトが購入できる

僕の場合、自宅でも復習したかったので実際に学生価格で購入しました。職業訓練の受講でAdobeソフトが学割で使えるのは本当にありがたいですよね。

自分のときは、学生である証明として、入学証明書をAdobeに写真で添付して送りました。

PhotoshopやIllustratorだけでなく、Premiere ProやAfter Effectも使えるので、動画ソフトを使ってみたい方もお勧めですね。

分からない箇所を先生にすぐ質問できる

個人で本とかプログラミング勉強サイトで勉強する場合と比べても、分からない箇所をすぐに質問できる環境って本当に大事ありがたいです。

分からなくて挫折しそうな時も、先生がいるだけですぐに解決出来たり、もっと良い方法を聞けたりします。

Webデザインに関する基礎を一通り学べる

3ヶ月という期間の中で、Webデザインからコーディングまで一通り学べる点はメリットです。

自分自身、がどの作業が好きかも分かってきます。Webデザインが好きだなとかコーディングって面白いなとか、ワードプレスの更新なら出来るぞとか、いろんな気付きが生まれます。

一通り学んだ上で、Webデザイナーになるのか、コーダーになるのかWebディレクターを目指すのかを決めて良いと思います。

個人で勉強するより、他に生徒がいる事でモチベーションに繋がる

職業訓練校に入るまでは、あまり意識してなかったですが、周りの生徒さんとの繋がりが持てる点もメリットです。

職業訓練なので、いろんな職を経験をされた方がいます。その人の話を聞いたりするのも楽しいですし、授業で分からない点を質問しあったりできる環境も自分は何度も助けられました。

ポートフォリオ作成に時間をかける事ができる

これは職業訓練中の時間の使い方にもよりますが、コーディングを学び始める2ヶ月目中盤から、ポートフォリオの作成を意識しておくと、余裕をもってポートフォリオを作成していく事ができます。

逆に3ヶ月目はグループワークがあったり、面接に時間を使うことになるので2ヶ月目にどれだけポートフォリオを作っておけるが鍵です。

履歴書・職務経歴書の作成のサポートをしてくれる

就職支援の授業も自分にとってはありがたかったです。カリキュラムの序盤で前職の経歴やスキルをまとめておけば、2ヶ月目、3ヶ月目とWebについて学んで出来る事が増えてくるので、履歴書に書ける内容もどんどん増えてきます。

職業訓練で学んだWebのスキルは積極的に記載していきましょう。

プレゼンテーションの能力も向上できる

自分の時の職業訓練では、毎朝1人前に出て自己紹介をする時間がありました。その他にも、制作物のプレゼンテーションやグループワークのプレゼンなど人前に出て話す機会が結構ありました。

なぜこのデザインを作成したのか、デザインの意図を伝える技術は仕事でも常に必要なので、人前に出て話す機会が多いのは良かったと思います。

就職活動による面接などは学校を休めて、失業手当ももらえる

面接をうける際は、面接証明書をもらえばその日学校にいけなくても、失業手当がもらえる場合があります。学校がメインではなく、就職する事に重点を置けるので職業訓練の後半は、面接で学校を休むことが多かったです。

職業訓練のデメリット

次に職業訓練のデメリットを紹介します。自分の場合はそこまで多くデメリットを感じる事はありませんでしたが、運が良かっただけの点もあるのでご紹介していきます。

  • 必ずしも、自分が学びたいカリキュラムがあるとは限らない
  • 先生によって授業の質が大きく変わる
  • Web系の職業への転職が、保証されるわけではない

必ずしも、自分が学びたいカリキュラムがあるとは限らない

これは、良くある事だと思いますが自分が学びたかったWordpressがカリキュラムに無いとか、Webデザインコースだと、Javascriptについて詳しく学べないとか、自分が学びたいカリキュラムが全て入っているとは限りません。

どうしても学びたい場合は、職業訓練に通いながら本を購入して勉強したり、Progateやドットインストールなどのプログラミング教材も合わせて勉強するのも良いと思います。

先生によって授業の質が大きく変わる

これは本当に運の要素が大きいのですが、先生によって授業の質は大きく変わってしまいます。自分の場合は、本当に先生に恵まれました。

実際にWeb制作にも大きく関わっていた先生だったので、実際の現場感に近い感覚で制作のポイントを教えていただきました。

Web系の職業への転職が、保証されるわけではない

これは当然ですが、Webデザインコースの職業訓練に通ったからといってWeb系の職業に転職できる保証はありません。

パソコン基礎系の職業訓練に通えば、WordやExcelの資格を取る人が多いと思います。Webデザインコースでももちろん資格が取れないわけでは無いですが、難易度は非常に高いです。

面接などの転職活動では、何度もいいますが短期間でどれくらいの制作物を作れたかを表現するポートフォリオが非常に重要になってきます。できる限りポートフォリオを作り込みましょう。

Webデザイナーに転職するために、自分が職業訓練中に行ったこと

ここからは実際に自分がWebデザイナーになるために職業訓練中に行っていたことをご紹介してきます。

  • Adobeのソフトを学生価格で購入する
  • コーディングの勉強は、予習と復習を徹底的に行う
  • とりあえず、作りたいWebサイトを作って楽しむ
  • ポートフォリオ作成にはjQueryのプラグインを活用する
  • 書類選考と面接で、Webでポートフォリオを見せれる環境を用意する
  • 応募する企業のポイントを「未経験採用」「Webデザインとコーディング両方できる会社」にしていた
  • 面接は必ず複数社受けてWeb制作会社の雰囲気を感じとる

Adobeのソフトを学生価格で購入する

職業訓練のメリットでもお話ししましたが、Adobeのソフトを学生価格で購入できます。PhotoshopやIllustrator、DreamWeaverといった学校で使用するソフトを自宅の環境でも使えるようにできた点は大きかったです。

コーディングの勉強は、予習と復習を徹底的に行う

コーディングの授業に入ると、本当にちんぷんかんぷんになります笑
「float」の概念も全然理解できませんでしたし、「padding」や「margin」の違いが分かるまでも結構時間がかかりました。


毎日分からない事だらけです。これは、必死にしがみつくしかあります。

自分の場合は、予習と復習を徹底的に行いました。教科書をみて分からなければ、Progateやドットインストールなどのプログラミング教材を活用しましょう。

授業前に予習をして、引っかかっているポイントがあれば先生に必ず聞いて消化していました。そして習ったことは家に帰って早速、実践するようにしていました。「flexBox」とか使いこなせるようになると本当に感動していました。

とりあえず、作りたいWebサイトを作って楽しむ

自分がWebデザイナーになりたいと感じたのは、Webサイトを作る楽しさを感じれた時でした。結局、Webサイトをデザインすることに面白みを感じれなかれば、Webデザイナーになっても辛くなってしまいます。

まずは、自分の作りたいサイトをイメージして、実際に作成してみることです。

ポートフォリオ作成にはjQueryのプラグインを活用する

ポートフォリオに限らず、Web制作実習で作るサイトには、jQueryのプラグインを積極的に活用するようにしていました。

自分がWebサイトの作成で面白みを感じれるポイントが、「サイトに動きがある事」でした。スライダーを実装出来た時の面白み、モーダルウィンドウを実装出来た時のサイトっぽく見える楽しさを今でも覚えています。

最初から自分でUI機能を自作するのは厳しいので、jQueryのプラグインを積極的に活用するようにしていました。

スライダーを実装したいなら「slick.js」を使用すれば簡単にメインビジュアルのスライドUIを実装できます。
簡単なモーダルを実装したいなら、「lightBox」を使用すれば、画像に対して動きをつける事ができます。

積極的にjQueryプラグインを取り入れることで、WebサイトのUIを実装する楽しさを感じていました。

書類選考と面接で、Webでポートフォリオを見せれる環境を用意する

このページでは、何度もポートフォリオの重要性をお伝えしてきましたが、実際に面接を受けていくときに、担当者にポートフォリオを見せれる環境を用意しておく事が大事です。

Webデザイナーを目指すのであれば、サーバーとドメインを用意してポートフォリオサイトをWebで見れるようにしておく事が大事です。

転職サイトを活用して応募書類を記述する場合、ポートフォリオのURLを記述するところが基本的にはあると思うので、採用担当者にポートフォリオを見てもらえるように環境を用意しましょう。

応募する企業のポイントを「未経験採用」「Webデザインとコーディング両方できる会社」にしていた

転職活動で企業に応募する時に、自分が見ていたポイントが

  • 「未経験でも採用してくれる企業」
  • 「Webデザインとコーディング両方できる会社」

の2つでした。

未経験でも採用してくれる企業を探す

まずは、「未経験でも採用してくれる企業」を探すしかありません。

実際には「実務経験○年以上」が応募条件になっている企業が多いです。しかし職業訓練を受けただけでは、当然実務経験にはならないので、まずは、応募条件が「未経験採用」になっている企業を探しましょう。

Webデザインとコーディング両方できる会社を探す

これは、自分のこだわりになりますが、Webデザイナーとして最初に転職する時、「Webデザインとコーディング両方できる会社」を条件に転職活動をしました。

デザインもコーディングも両方好きでしたし、どちらかの芽を最初から潰したくなかったのも理由の1つです。

その後、最初に転職した会社を退職することになるのですが、次の会社に転職活動をする際、「Webデザインとコーディング両方できる」というスキルは大きなストロングポイントになりました。

面接は必ず複数社受けてWeb制作会社の雰囲気を感じとる

自分自身、アパレル会社での仕事経験しかなかったので、Web制作会社ってどんな雰囲気なのか分かっていませんでした。応募して、実際に面接にいくと「この会社に転職して大丈夫なのか?」とか「雰囲気が淀んでいるな。。」とか「自分のやりたい仕事をさせてもらえるのか?」と不安になってきます。

最初から、1社に決め込んで面接を進めるより複数社の選考を進めて、まずはWeb制作会社の雰囲気を感じとることが重要です。せっかく、Webデザイナーになるのであれば、転職活動に後悔しないようにしたいですよね。

まとめ

今回は、元アパレル店員が職業訓練を経て、Webデザイナーになるまでの流れをご紹介してきました。以下がまとめです。

職業訓練でWebデザイナーになるまでのまとめ
  • 退職後の失業手当を計算してお金の不安を減らす
  • 職業訓練のWebデザインコースを活用する
  • 職業訓練に入るには面接とテストがあるので対策する
  • 職業訓練でWebの基礎知識を学ぶ
  • 学生価格でAdobeのソフトを購入する
  • Webに特化したPhotoshopとIllustratorの使い方を学ぶ
  • Webサイトの制作実習は必ず完成まで作りきる
  • ポートフォリオの作成に集中して時間をかける
  • jQueryのプラグインを活用してUIを実装する
  • 履歴書・職務経歴書の作成は就職支援の授業を活用する
  • 職業訓練の終盤は企業面接を優先する
  • 面接は複数社受けて制作会社の雰囲気を感じとる

Webデザイナーに転職を考えている人に、「職業訓練を利用するメリット」や「自分がWebデザイナーになるまでに行ったこと」が少しでも役に立つと嬉しいです。